サリーのマンガ部屋

こんにちは。サリーです。マンガ好き歴四半世紀以上!マンガを中心にブックレビューを書いています。

センスは知識からはじまる

あの人センスがいいね

なんとなく使ってしまっている言葉ではないでしょうか。

 

サリーはいつも母親からセンスないねって言われて育ちました。

 

私がよく言われていたのはファッションセンスです。

あまりかわいくないものを選んでいたようです。

 

でも”センス”って何?

 

例えば、風水一つとっても、現代の感覚ではおまじないの一種にとらえていますが、実は都を作るときに、風通しの悪いところでは、疫病がはやってしまうとか、ちゃんと根拠があって設計されていたそうです。

 

これは、感覚ではなく、根拠に基づいたものですよね。

こういった知識があるかないかが”センス”だと著者は言ってます。

 

感覚で選ばない

著者はAとBどっちがいい?と聞かれたとき、感覚でAなどと選ばないといいます。

感覚に頼ることは”センスがないこと”です。

 

例えば、フォントを選ぶ際にも、フォントの生まれを理解するとコンセプトにぴったりだったりするとおっしゃってます。

作中では、スイスの空港にはスイスで生まれたフォントを使うなどすると書かれていました。

 

自分のセンスを磨くために、普段は見ないような異性の雑誌、女性なら男性用の雑誌、男性なら女性用の雑誌 を見て、新しい感覚を覚えること。

思い込みを捨てること。

 

また、雑誌などは人に伝えることを意識して書かれています。

もし企画書を作成する際に、構成などを真似するのも、センスがいい企画書を書く練習になります。