ブックレビュー:上級国民下級国民 橘玲
こんにちは。サリーです。
本日も橘玲さんの著書です。
上級国民と聞くと、あの悲しい交通事故を思い出しますよね。
みなさんはどういった形態でお仕事をされていますでしょうか?
正社員・非正規社員・自営業 などでしょうか。
2000年ごろから、非正規雇用の規制が緩和されたことにより、一気に増えましたよね。その背景には、団塊の世代の雇用を守るために、若手の採用を控え、このような方法がとられたというような趣旨が書かれていました。
つまり、政府としては、この世代を優遇することで、票が集まるので、この世代を
優遇したということです。
そして、この世代が今は年金をもらっています。ということは、政府の政策はこの世代の年金が目減りしないものとなっているんでしょうね。
と世代間の分断を誘発しているような気もしますが。(事実でもありますが)
自分ももうアラフォー。私がいることで、優秀な若者が雇えないこともあるかもしれません。
最近は若手の方がよく勉強して物知りだなと感心することもあります。
あまり負けてられないというような気力もでない年頃になってきました。
頑張ってはいるつもりですが、自分には何の価値が提供できているか心配です。
ただ、少子化問題や、今の経済状況を見ていると、自分の子供が大人になった時
あまり生きづらさを感じない世の中になって欲しいとは思いますね。
余談ですが、この中で、男女の違いが書かれている箇所があるのですが、
男性は、より多くの女性と関係をもち、子孫を残したい。女性は騙されたくない
という手段として、男性は、甘い言葉を複数人の女性に。女性は噂話で防御 という
部分をバスの中で読んでいたので、吹き出しそうになりました。
また、女性は、ずっと同じ群れの中にいると、血が濃くなり、近親相姦になってしま
うので、群れの外にいくように、好奇心が強くなるように進化しているんだそうです。
おもしろいですね。